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ＭＬＢ２００５

一番応援してる田口の所属するカージナルスが昨年同様にダントツ１番のりでプレーオフ進出を決めた。好きな理由はカージナルが鳥だからというのが大きいが、田口もナイスガイである。

３０歳を過ぎてアメリカに行き、一昨年までの２年間はマイナーリーグが大半であった。日本に帰ればいくらでも活躍の場があったはずであるが、インタビューで一度も帰国を考えたことはないと言っていた。今年ドジャーズと契約し開幕すぐにマイナー落ちした中村ノリも一年間頑張ったと思うが、日本球団復帰の話がちらほら聞こえ来年の動向が気になる所である。

ホワイトソックスの井口が新人賞も狙えそうな活躍をしたが、人財豊富なメジャーでは、イチロー、松井秀が新人の時のようにコンスタントに出場する機会は与えられなかった。そして最近、マスコミに対して監督の采配に文句を言うのである。

日本で活躍の無かった大家は３年のマイナー経験を経て昨年は骨折し大半を棒に振ったが２００２、２００３年に１０勝以上をマークし今年も現在１１勝している。今年首都ワシントンに移転エクスポスからナショナルズに変わり、快進撃をみせていたチームにあって監督に失礼な態度をしたらしくシーズン途中にブルワーズに移籍した。

今年の田口は規定打席には惜しくも達しなかったが、勝負強さと堅実さを見せ付け監督の信頼も得た。週間ＭＶＰの候補にもなり、１２試合連続ヒットを継続中、なぜか先発から外され、代打で出場し、連続ヒットが途絶えた事があった。アメリカの掲示板を見ると、ファンからは「なぜ田口がスタメンじゃないんだ」という声も多く見られた。今シーズンの活躍とプレーオフ進出決定を受けてのＮＨＫのインタビューで誰にも負けない所ってどこですか？と聞かれ、自分をアピールすることなく、チームメイトと監督、コーチが誇りだと答えた。ういヤツ！

今年のアメリカンリーグのプレーオフの行方は熾烈を極めている。（９月２２日現在 ３位以下省略）

East	W	L	Pct	GB
NY Yankees (11)	88	63	0.583	--
Boston Red Sox	88	64	0.579	0.5

Central	W	L	Pct	GB
Chi White Sox (9)	91	60	0.603	--
Cleveland Indians	89	63	0.586	2.5

West	W	L	Pct	GB
LA Angels (9)	86	65	0.57	--
Oakland Athletics	84	68	0.553	2.5

プレーオフは各地区の１位と、２位のチーム中で最高勝率の合計４チームで争われる。ヤンキースの勝率は好調インディアンズの勝率を下回っているので、あくまで地区優勝が目標である。ヤンキースＶＳレッドソックスもホワイトソックスＶＳインディアンズも最終３連戦に直接対決を残している。今年阪神から移籍した藪が所属しているアスレチックスもエンジェルスとの直接対決を４試合残しており十分に期待でき、どの地区も最後まで目の離せない展開である。

Posted at 2005年09月23日 11:45

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