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K-1 World Max 2005 日本代表トーナメント 雑感

一昨日は、プライドを見ようと思っていたが、帰ってテレビをつけたのは、半分ほど終わってからだったので、昨日は放送開始前からテレビを付けて待っていた。

山本が骨折で欠場したのは非常に残念であった。１回戦はつまらない試合が多く、もう記憶に無いのだが、村浜はよかった。ラッキーなキックが当たったという印象はあるが、１７センチも身長の低い村浜が逆転ＫＯ勝ち。

武田の負傷が残念だったがリザーブの新田が出場し、決勝で小比類巻と対戦。１Ｒ３６秒で小比類巻の２年連続優勝でグランプリ出場を決める。

基本的に小比類巻の「撃たせてかわしてカウンター」という戦い方は好きじゃない。今回の決勝のように華麗なＫＯ勝ちをする事もあるが、見ごたえのない凡試合になることも多い。

全体的につまらなかった日本代表決定戦であったが、それ以外に行われた、初代チャンピオンのクラウスと現チャンピオンのプラムックの試合を見ると、やっぱり試合の質が違うなと感じる。

当初Ｋ１は現チャンピオンだろうが、人気選手だろうが予選を勝ちあがらなければグランプリに出場できない。その公正明大な厳しさはＫ１チャンピオンというものの栄誉を演出する。ところが今回行われたミドル級において、魔裟斗などは前回も今回も無条件で出場するようである。この辺のいい加減さはＫ１チャンピオンの栄誉を損なうばかりか、今回のように日本代表トーナメントをつまらないものにする。もし今回の準決勝が魔裟斗、須藤、武田、小比類巻あたりで行われたら面白かっただろう。

もう一つキックのイルマッツと総合格闘技の宇野の試合があった。宇野を出すなら、なぜ総合格闘技の選手同士でやらないのか？僕はイルマッツのトリッキーで派手なキックが面白い。なにより彼は「トルコの鳥人」と言われるように、飛ぶような跳躍力は何が飛び出すかわからない期待感があり好きだ。なぜＫ１ルールでやらせないのだ。せっかく２人のいい選手の持ち味が台無しである。

リザルト

Posted at 2005年02月24日 08:06

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