猫舌
ウチに猫がいる。半分ほど野良猫である。春から秋にかけてはあまり見ない。僕にまったく懐かず警戒していることもあるだろうけど、餌をやってるのは母でも、餌を買ってるのは僕だということをご理解いただき、僕にも懐いてください。
彼を見かけるのは、寝静まった頃に晩酌セットを取りにダイニングルームに行こうとする時、すたこら外へ逃げ出す後姿ばかり。僕がいないときにはゆっくりくつろいでいるかもしれないんだけど。
そんな彼も冬はよく見かける。それでもやっぱり人間の活動的な時間帯に見ることはほとんど無い。おやすみの時間に僕がダイニングに行くと、居間のコタツ近辺でじっと身構えてこちらを伺っている。ちょっと近づこうとすると、外へ逃げる。
寒くて動きたくないだろうから、なるべく無視してコタツに近づかないように、餌場の水に熱湯を入れておいてやる。冷たい水だと余計に体が冷えるかなと思って。明け方には冷めているだろうけど、すぐに飲みたけりゃフーフーして飲むだろう。
そんな彼も15歳。猫は長生きすると猫又という化け猫になるらしい。人も食うらしい。化け猫になってもいいから長生きしてください。僕を食ってくれてもいいや。その代わり痛くしないでね。
Posted at 2007年02月01日 00:00
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