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sandmanさんへの返答

ホワイトバンドは「チャリティ」ではなく「政治的アピール」です。ですから、その収益金の行方を問うのは間違っていますし、もっと言えば、買う必要すらありません。自分で白いものを腕に巻くだけでもOKです。批判の前には、事実調査が欠かせないのではないでしょうか。

アフリカへの善意 にUnforgettable Daysのsandmanさんにコメントを頂いたので返答します。そこではホワイトバンドやLive8を批判しているつもりはありませんでした。仰るとおり何も調べてませんし、その手のものを買った経験も余りありません。庶民とチャリティーのかかわり方を書いたつもりです。僕はホワイトバンドは「チャリティ」ではなく「政治的アピール」なのかよく知りません。僕がＬＩＶＥ８やホワイトバンドを評して「セレブのチャリティー」といったのは、イベント参加者の多くは金の行方を追わないだろう事を想定しての庶民批判です。イベントグッズを買った人達が、イベントの実態を知らずにチャリティーを意識するなら、収益金を追うべきというのは間違っていますでしょうか？

そういう自分も街頭で子供達に黄色い声で「赤い羽根を買え」と恐喝されてつい募金することが有りますが、その収益を追ったことはありません。有名だし安価だからで、僕に善意が皆無だからです。困った子供のために募金したい人は、そのお金を追ってしかるべきじゃないでしょうか。

好きなミュージシャンがイベントに参加するなら、イベントの趣旨に関係なくチケット代を払い、チャリティーグッズに商品価値を認めるなら、買えばいいと思います。価値が無いと思いながら消費するなら資源の無駄だし、チャリティーに意義があると感じるなら、金の行方を追う必要が庶民にあるように思います。そしたらリフォーム詐欺も税金の無駄遣いも減るような気がします。

もちろんsandmanさんにはホワイトバンドは「チャリティ」ではなく「政治的アピール」です。と断言する根拠もお持ちで説得させる記事を書ける方だと思うと挑発しておきます。

ただアフリカが酷いのは周知の事実だと思います。僕がホワイトバンドについて知っている事はテレビＣＭで「あんたの声が必要です。」と言っている事くらいで、無知をさらしているのは承知ですが、その言葉をそのまま受け取って、声ならタダだしアフリカをどうすればいいか思った事を率直に書きました。アフリカの経済格差を縮めようとする試みはなかなかうまくいかないだろう。だって何十年もやって失敗してるから。じゃあ平気寿命の格差を縮めようと出来ないだろうか。先進諸国の余剰の寿命をアフリカに寄付するのだ（暴走発言）。僕が考えるその方法は、エントリーで書いたように、武器業界と医療業界への規制はどうかなと思っている。ボノの政治メッセージとは違うが、これは根拠の無い僕の政治的アピールです。全く影響力ないけど。

sandmanさんのラジオコメンターへの批判「JAM THE WORLDから考える現代マスメディアの勘違い」を読ませていただき、ごもっともな意見だと思います。批判に根拠が伴なう事はキモに命じたいと思っています。僕は鳥以外に対しては批判的なことばかり書いている。いま思えば、公明党、自民党、民主党、共産党、ジャイアンツ、Ｋ１、プライド、個人ブロガーまで、これらの支持者を合わせると、数千万人から僕は嫌われてもしょうがない。この調子で書いていけば、子供以外の全国民から嫌われかねない。批判を２種類に分けると、権力的なものに対するものも、一般大衆に対するものもあります。大衆に対する批判は簡単です。自己批判を書けば、説明可能です。だけど権力的なものへの批判は対象を勉強しないと批判は難しい。僕のような手抜きでは出来ないのかもしれません。

Posted at 2005年07月25日 00:00

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