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空は鳥のもの

ニューズウィークは5日発売の最新号で、米海兵隊員が昨年11月、イラク中西部ハディーサで幼児ら民間人24人を虐殺した疑惑を特集。ニューズウィークは米軍の調査が進めば「ベトナム戦争時のソンミ村虐殺事件以来、最悪の虐殺と判明する可能性がある」と伝えた。米軍が1968年、当時の南ベトナム・ソンミ村で女性や子供を含む無抵抗の村民504人を虐殺した事件は米軍史上に残る汚点。米有力誌がハディーサとソンミを対比する形で報道したことは、ベトナム戦争時と同様、泥沼化の状況に陥り駐留米軍撤退の見通しを示せないイラク情勢への米世論の憂慮を反映している。(共同通信6月5日)

ちなみに最悪の虐殺は1945年である。女性や子供を含む無抵抗の市民何十万人を何千メートル上空から虐殺した。アメリカの歴史には汚点として残っていないんだろうか。今でも「アレは必要だった」と抜かすアメリカ人がいる。僕にとってアレ自体は遠い昔の出来事だが、現在においてアレを肯定する厚顔ぶりにはムカつきを覚える。

テロ容疑者ら拘束者の扱いをめぐる問題で、米国防総省が非人道的な捕虜の扱いを禁じたジュネーブ条約の条項を無視した形で軍行動規定の改正を決めたことが5日、分かった。同日付の米紙ロサンゼルス・タイムズが報じた。(共同通信6月6日)

人権すら無視するのも嫌な話だが、おそらく空爆というのは人権侵害には当たらないということなんだろう。

イスラエル軍は9日、ガザ地区北部のビーチを砲撃し、海水浴に来ていた家族連れのパレスチナ人ら7人が死亡し、約40人が負傷した。イスラエル紙ハアレツ(電子版)などが伝えた。パレスチナ自治政府を主導するイスラム原理主義組織ハマスの軍事部門は同日、停戦を破棄し、イスラエルに対する攻撃を再開すると宣言した。(産経06/10)

イスラエルは何を空爆しようとしていたか知らないが、空爆そのものが非人道的行為なのである。2月の停戦からたった3ヶ月。5月から空爆してる。

イスラエル軍は20日、パレスチナ自治区ガザ市内の車を標的に空爆を行い、地元病院当局によると、車内にいたイスラム原理主義組織イスラム聖戦の幹部と、近くの車の中にいた4歳の幼児やその母親ら3人が死亡した。 当初、車内にいたのは自治政府内閣を率いるイスラム原理主義組織ハマスの軍事部門幹部との情報もあった。(共同5月21日)

大雑把な攻撃である。殺したい奴がいるのは分かるが、車一台を狙って空から爆弾落としたら、そりゃ周りの市民も死ぬだろうが。いくつかニュースを見たが、イスラム原理組織の幹部の死亡のみを伝えるものもあった。

イラク本格政府のマリキ首相は8日、同国内で活動するテロ組織「イラク聖戦アルカイダ組織」を率いるザルカウィ容疑者が駐留多国籍軍によって同日殺害されたと発表した。会見に同席したケーシー・イラク駐留多国籍軍司令官は、中部の都市バクバから約8キロの地点にあった同容疑者の隠れ家に7日午後6時(日本時間同11時)過ぎに米軍機が空爆を実施したとしている。(日経6月8日)

マリキ首相の会見が第一報のようだが、後に空爆で死んだのでなく米軍の暴行で死んだという証言や、空爆で女子供も死んだという報道もされている。

イラク駐留米軍によると、空爆は現地時間の7日午後6時15分ごろ、バグダッドから65キロ北方のバクーバ近郊にあるザルカウィ容疑者が潜伏していた家屋を標的にした。同容疑者の「精神的助言者」とされるシェイク・アブダルラフマン氏と女性、子どもを含む5人が死亡している。駐留米軍の報道担当のコールドウェル陸軍少将は、イラク政府筋やイラク・アルカイダ機構内部からも情報を得て、隠れ家を突き止めたことを明らかにしている。 同少将はまた、ザルカウィ容疑者が空爆直後、まだ生きていたと指摘。米兵が現場に到着した際、担架に乗せられ、意味不明な言葉を発していたとも述べた。体を動かそうともしたが、この後、死亡したとしている。(CNN2006.06.10)
米紙ワシントン・ポストは10日、米軍の空爆を受けた「イラク聖戦アルカイダ組織」のザルカウィ容疑者の死亡をめぐり、米軍が現場で同容疑者とみられる男性を足で蹴るなどしていたとの目撃証言や、米軍が現場周辺で民間人4人を殺害していたとの証言を報道し、容疑者死亡の経緯について「多くの疑問」があると指摘した。共同電によると、がれきの中からザルカウィ容疑者とみられる男性を救出したという地元住民が「米軍が名前を聞いたが答えなかったため、鼻血が出るまで蹴ったり殴ったりした」と証言。(スポニチ6月11日)

鳥新聞の声明

鳥新聞はすべての空爆に反対である。鳥による糞の攻撃は許される。鳥新聞は人権などどうでも良い。鳥権を尊重する。空は鳥の権利である。空から正確無比に行われる猛禽類の攻撃は美しさを伴う。大雑把な人間の空からの攻撃は醜い。

新千歳空港で、飛行機と鳥の衝突(バードストライク)を防止する対策が日々行われている。5月15日には北海道国際航空(エア・ドゥ)の航空機の機体が破損し、ダイヤに影響が出たばかり。(中略)管制官にとって、鳥の動きは把握が難しい。レーダー上の渡り鳥の群れは「あやふやな飛行物体」(航空自衛隊千歳管制隊)としか認識できないという。双眼鏡を使った目視確認が基本になるが、距離や夜間作業に限界がある。このため、渡りの季節には、ウトナイ湖の鳥獣保護施設から情報を収集。群れが見つかれば、鳥の飛行を優先して航空機の待機指示などを出すこともある。(毎日新聞6月9日)

最近は鳥と飛行機の事故も、船と鯨の衝突事故でも大事故があった。船も鯨が嫌がる音を出す対策をしているようだが、航空関係も鳥が嫌がるデストレスコール(鳥が嫌がる音の発生装置)を出している。

人間が空を飛びたけりゃ鳥をかわして飛べや。空は鳥のものである。鳥の寛大によって人間は空を飛ぶ。控えめにおとなしく飛べや。

Posted at 2006年06月11日 23:07

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