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変態について

極東ブログ「社会事件と説明の関係ということ」のコメント欄をみて、「変態」という言葉について愚考した。生物学上の意味もあるんだと思うが、一般的には普通じゃない性欲の持ち主だと思う。じゃあ普通って何？となるので独断で決めてみる。あくまで変態を「自分とは違う」とか少数派、マイノリティーの意味で使うべきではないと思う。

以下の表は国語辞典などで変態とされているものや思いついたものです。いずれも僕が持たない趣向ですが、なるべく寛大に評価したつもりです。厳格に言えば、生殖を伴なわない行為すべて変態というべきかもしれません。記載のない性癖については僕が知らないだけで、ご指摘いただければ追加します。もしかしたら僕が変態とは思わずに持っている趣味がもれてるかもしれません。この手の情報に詳しいわけでも何か文献を参考にしたわけではないので、稚拙で誤りや偏見があるかもしれません。

コメント欄では、記事の本旨ではないが、このような変態ビデオやゲームについての論議があり、僕は厳しく規制するべきだと書いてみましたが、ひとり浮いているみたい。ビデオやゲームの変態情報を社会が認めるべきというなら、もっと語られてしかるべきだと思う。しかしあまり語られていないのが現状のような気がします。愛好者が語りたくない気持ちは分らなくもないですが、「下品だ」とかいった理由でカッコつけてんじゃないの？日本人。語れもせず、規制を称える事も出来ないのは、自由主義社会の軟弱なところだろうか。それともアンダーグランドな奥ゆかしさをキープすることが余計に欲情するのだろうか。

エロ業界はそれなりに倫理に関する規定を持っているとは思う。大きな会社もあるだろうし、性についてはプロなんだから、性教育事業に乗り出してもいいんじゃないかと思う。昨年廃刊された男性同性愛雑誌「薔薇族」は性病知識やＡＩＤＳ予防などの啓蒙活動もやっていたようだ（参考 ）。マイノリティーだから率先的に社会的貢献を果たしたかったのかもしれない。業界がしっかりしてれば、違法商品の流通も減るんじゃないかと楽観的。

注釈

注１

同性であろうが、「男が好き」「女が好き」という性癖が変態とは思わない。性同一性に違和感がある人は少数派かもしれないが、性同一性の違和感そのものは性癖ではない。

注２

彼らの気持ちは分らんが需要と供給の問題かと。結構杉本彩なんかがテレビでよく口にしてるし。嫌がる相手へのＳＭは暴行に該当すると思います。

注３

これも嫌がる相手への強要はいけませんが、身障者や同性愛者にとっては貴重な性技かも知れません。衛生面の疑念はあります。

注４

異性本人よりも部分や持ち物に興奮する趣味です。害が低そうということで、かわいい程度の変態としようと思ったが、趣向者の気持ちが分からないのと、オナニーの延長線上と思ったのでとりあえず変態呼ばわりは止めとく。

「犯罪的」について

ここでは、その性癖を持ったからといって、犯罪と言っているわけでなく、その趣向を行動に移したとき現行の日本の法律や条令において犯罪の可能性が、高いという意味です。行動に移さなければ犯罪ではないが、犯罪行為を見て喜ぶのは趣味がいいとは思えないので、犯罪的変態だと独断します。

「変態」について

犯罪的だと思ったものには○を記入していません。ここでチェックしたものは、個人的な想像で衛生上、体に悪いと思いました。

Posted at 2005年05月29日 23:44