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朝青龍と人材育成

life is beautiful:Aクラスの人はAクラスの人を採用したがるが、Bクラスの人はCクラスの人を採用したがるを読んで、これは採用だけでなく、人材育成でもいえることだと思った。

朝青龍が九州場所を優勝で終え7場所連続優勝、年間6場所制覇、年間最多84勝という前人未到を成し遂げた。彼は場所前に横綱として異例の出稽古に琴欧州の部屋を訪れていた。松岡修三がライバルに強さを見せたら損じゃないかと問うと「それはずるい」と答える(報道ステーション11月28日)。朝青龍は日本人の横綱と対戦したいと言っていたが(文芸春秋)、彼は自分の事より大相撲というもの全体を面白くしたいのだと思う。

所属する組織のための行動は自分のためでもある。それが組織に属すると言う事だ。組織に属していると言う意識が希薄だと、Cクラスの人を採用するのだと思う。教育というものもそういうもんだと思う。マネージャー職なら自分の分身を育てあげるという考え方もある。自分と同程度に仕事の出来る部下がいると、マネージャー職として楽だ。これだと少し高慢なイメージがするので、自分より優秀な人材を育てるつもりでいいと思う。もしそうなったらもっと楽だし。もっとも朝青龍は負けるつもりはさらさら無いだろうけど。

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Posted at 2005年12月02日 00:00


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