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ブレーメンの音楽隊

ブレーメンの音楽隊はグリム童話に収められている僕が大好きなお話。年を取って役に立たなくなったロバと犬と猫とニワトリが飼い主の家からおんだされる。普通ならば、その辺でホームレスやるか、のたれ死ぬところである。

だけどファンキーな彼らの選択は違う。

「バンドやろうぜ」

できんのかよ。おめぇら。

とりあえず、ブレーメン行けば何とかなるさっ!って感じの勢いだろうか。

青島幸男のいうところの「金の無い奴ァ俺んとこに来い!俺も無いけど心配するな。そのうち何とかなるだろう。」って感じのスチャラカだろうか。スチャラカってどういう意味か知んないけど。

それとも、ロバは荷物を運び、犬は狩を手伝い、猫はネズミを捕獲し、鶏は朝コケコッコーと鳴く仕事を長年の間続けながらも、ひそかにロックスターでも夢見てたのだろうか。

なんせ彼らは、それぞれの仕事が出来なく追い出されてしまった高齢者である。鶏にいたっては、朝起きれなくなったそうだ。そんなんでロックできんのか?そうかロックンローラーは夜更かしして昼まで寝てればいいか。第2の人生にエールを送りたい。

ネットで読めるこちらのものを見る限り、ブレーメンの道中に泥棒をやっつけて話は終わっているが、彼らのミュージックライフはどうなったのだろう。華々しいスターダムにのし上がったという話は聞いてない。

ブレーメンにて

でも4匹で仲良く暮らせてよかったと思う。やっぱり有名なのは、悪い奴を追っ払う時にロバの上に犬が乗りその上に猫、てっぺんに鳥が乗る。すばらしい構図。そりゃ悪党も逃げてくさ。

僕も仲間に入れて欲しいんだけど、一番下は重いからやだし、現実的にロバの上か犬の上だな。重いの運べなくなったから引退したのに、ごめんねロバ君。ちょっと減量するからさ。仲間に入れてよ。


Posted at 2005年12月01日 22:39

追記

千葉県プロジェクトブレーメンのロゴ

ついでに検索してみると、千葉県がなかなかステキなデザインのロゴで「「新たな地域福祉像」実現に向けた10の実践」〜プロジェクト・ブレーメンというのを立ち上げている。

「プロジェクト・ブレーメン」とは、ロバ、イヌ、ネコ、オンドリが、それぞれ自分たちの特徴を活かして、協力しながら泥棒を退治し、楽しい音楽を奏でながら仲良く1つの家で暮らしたというグリム童話の「ブレーメンの音楽隊」からヒントを得たものです。千葉県民一人ひとりが、障害の有無や年齢に関係なく、みんながそれぞれの持ち味を出しながら、仲良く暮らしていける地域社会を創っていきたい、という願いを込めて、このサブタイトルをつけました。

NHKも物語にファンキーさを感じたのか、ブレーメンの音楽隊をモチーフにしたドラマをやったそうだ。見てないけどモー娘が主演してDVDが発売されている。

NHKミニモニ。でブレーメンの音楽隊に脚本家の言葉が書いてある。

ロバと犬と猫とオンドリが、音楽隊に入るためにブレーメンを目指すのですが、もう、この時点で良識ある者はついて行けません。なぜブレーメン! なぜ音楽隊! おそらくそれらの語感にしびれてしまったのでしょうが、まったく大人の分別が感じられません。そんなおかしな四匹が旅の途中、泥棒のごちそうを手に入れようと画策。これがまたいかした作戦で、まんまと成功します。するといきなり予定を変更して、そこにとどまることを決め、ごきげんに暮らすのです。つまり、ブレーメンには行かなかったのです。……もう、つっこむところが多すぎて拾いきれません。

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