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ワシ化する人間

NHK地球・ふしぎ大自然「サルを襲う。巨大オウギワシ」より

生きた猿やナマケモノを捕まえて食べるというジャングルを飛び回るオウギワシは3年に一度一羽しかヒナを作らないという一人っ子政策をしいている。なぜなら、彼らは生まれてから自分で餌を摂れるようになり独り立ちするまでに3年もかかり、大食いなので一人しか育てられないのである。

毎日卵を産むのは例外としても、鳥の多くは毎年のように卵を産む。「貧乏子沢山」とはよく言われるが、悲しい事に自然界の摂理なのかもしれない。

生き抜くことが困難な動物ほど、子供をたくさん産む。日本が少子化しているのは、てっきり日本のコウノトリが絶滅したからだと思っていたが、リッチなオウギワシが少子社会なのと同様、日本人が大食いで、リッチだからなのかも知れない。

鳥類の分類にはちょいとした論争があり、伝統的な分類法と1990年代以降の分子生物学を考慮した分類があり、後者の代表的なものが、Sibley-Ahlquist鳥類分類体系である。まだ国内の辞書などでは前者が多く見られる。

以前紹介したコンドルなどのハゲタカ は伝統的な分類に基づきワシやタカの仲間と思いがちであるが、Sibley-Ahlquist鳥類分類体系では、コウノトリ科に属する。

分子生物学的でなくても、タカやワシが単独で行動するのに対して、ハゲタカの類が群れで行動することでも大きな違いがある。コンドルは捕食のためだけに群れているのでなく、子育ても群れで行なっている。

日本において昔に比べて近所の大人が子育てに協力的でなくなったとすれば、少子化だけでなく、日本はワシ化していると言ってもいいかもしれない。

ちなみにオウギワシは絶滅が危惧されている。

Posted at 2005年11月14日 00:13


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