鳥新聞

アンチヒューマン、鳥テイストなニューロ情報誌

Editor: the Birdwatcher Of Prey メール | Q&A | 鳥瞰図

0.鳥新聞トップ/ 燕雀の言葉トップ

<< 前の記事 | メイン | 次の記事 >>

倫理VS規制

前回 、写真の無断転載について余談を書いてはみたが、まあ僕みたいな専門家でもないものが引用になるかどうかの不毛な法律論議をするつもりはない。無断転載などあふれている。JR福知山線のカーブで70km/hの制限速度は日常的に守られてるようなものではなかったし、車を運転する人なら誰だって道交法など厳密に守っちゃいない。結局今回の事故は新型のATSをつけるという規制をして終わりと思っている。あとは一企業の姿勢が問われるだろうけど、社会的な変化を伴うものではないと思う。

もし筋金入りのリベラリストや、尾崎豊ばりに「誰も俺をしばるな!」という規制大嫌いの人なら、権力が規制をかけなくても、安全でなければ利用者は減り、自主規制がかけられるべきものだというかもしれない。しかしあいまいな倫理の元では、規制でしか安全は得られないのだと思う。

今のインターネットでの無法なふるまいは、いずれ規制がかけられるものだと思っている。実際のところドラッグや武器が売買されたり、自殺志願者が集ったりしているところが安全な空間とは思っていない。速度オーバーの列車の中と同様だと思っている。僕はインターネットにある多くの人格は尾崎っぽく思っている。36歳くらいのおっさんでも強がったり悪びれてみたり、それだけならまだしも、無理やり正当化したり。尾崎豊なら窓ガラス割ったって歌えば喜ぶファンもいるが、僕なんかが窓ガラス壊して回ったら、「ガラス代合計3万円です。」と言われるだけだ。尾崎も3万払えや。

ネットでは法の完全実行はないと言われるが、現実社会でもそうだ。列車が脱線したような時に初めて、規制がかけられ、どんなリベラリストも尾崎豊も指をくわえて縛られる事を受け入れざるを得ないのである。事件が忘れられた頃リベラルな言い分は、「みんなリテラシーを持ちましょうよ。」とか「道徳を大事にしましょう。」「交通ルールを守りましょう」という空空しいセリフ。と同時に自分の判断で車のアクセルを踏み、自由を求めて窓ガラスを割り、誰も見てなきゃ立ちションする。だって我慢できないんだもん。

Posted at 2005年05月19日 23:45


トップページへ

前の記事へ「あいまいな倫理」
〜絵文録ことのは:盗用・パクリについて言いたいことを言わせてもらう―TBS記事盗用・パクリサイト・劣化コピー・パクリソフトにて松永氏は「知識の泉」というブログに対して ブログニュース仲間ということになるのでこのことを扱うかどうか、少々悩んだ。...

次の記事へ「規制は準備されている?」
〜松永英明氏が海外記事の全文無断翻訳を公開する著作者の翻訳権侵害に対して、読み手としては利便だという意見があるが、そりゃ便利だ。便利だったらいいというのは、ファイル交換で市販ソフトが手に入りゃあうまい。海賊版DVDは安い。というのとあまり変わ...

トラックバック

この記事へのリンクのないトラックバックは受け付けておりません。

URL: http://eda.s68.xrea.com/x/mt/mt-tb.cgi/356

この記事のタイトル: 鳥新聞: 倫理VS規制

コメントしてください







名前、アドレスを登録しますか?
(Cookieに保存します。)




Copyright(C)2004 EDA Corporation. All Rights Reserved.
メール | Q&A | 鳥瞰図 | 鳥新聞トップ | このページの頭