ドラえもんとターミネーター
僕は子供のころドラえもんが好きではなかった。ただ趣味の問題だと思うが、未来からロボットがやって来るという設定が気に入らなかったのかもしれない。僕が細木和子を好きじゃないのも、まるで未来を知っているかのようだからだ。嫌いというより多分怖いのだ。恐いもの見たさというのはあるが。
最近ドラえもんの声優スタッフが入れ替わると言うニュースがあった。採用された声優は泣いて喜んだそうだ。これで20年くらいは仕事の口が確保されたという涙なのかもしれない。
有名なセリフ「僕、どらえもん」というのは初代ドラえもんの声の主である大山のぶ代のアドリブだったそうだ。本来のドラえもんは自分の事をオレといったり、のび太と呼び捨てにしていたらしい。「君」をつけたのもドラえもんは良いロボットだという彼女の判断が作用したそうだ。
もともとのドラえもんがのび太達にエラそうに振舞っていたとしたら、それはそれで未来を知る優位性から自然なのかもしれない。タバコでも吸いながら「おい!のび太、ドラヤキ買ってこいや。」それじゃ国民的長寿番組にはならなかっただろうけど。
ターミネーターも未来から来たロボットでドラえもんより性能は劣っているものの、未来を知っているという事でやっぱりエラそうにしてる。あっメードインUSAなので「君」などつけないのは当たり前やんか。
Posted at 2005年03月18日 22:48
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