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鳥の歌

前回「ネリーとカレン 」で、鳥が出演する曲を紹介したのは、すごく幅広いジャンルの音楽を取り扱ってるブログ「古今洋歌集」のすばらしいアーカイブに触発されました。前回を踏まえて、全然まとまりは無いが今回も鳥の歌シリーズ。


ネリーが鳥を自由の象徴として歌っているとすれば、他の歌にも見られる。有名どころではBeatlesの「Free as a bird」。この曲はジョンレノンの歌で彼の死後に他のメンバーでリリースされた。最近ではオランダの新人Trebleの「Free as a bird」は世界を旅するのん気な歌。今後ジョンレノンの歌うようなリベラルは「自由」から自由になり、ただのん気になるような気がする。(分け分からんのでこの話は置いておくが、ジョンレノンは好きです。)

一方でカレンは鳥をひとつの風景として歌っている。最近ひそかに注目したいElectrelaneのアルバム「The Power Out」に収録されている「Birds」(歌詞)も鳥が背景になっている。

I loved you in the morning, before the sun would come
You were the dawn to me
I loved you in the evening, while the birds were still singing
You gave every song to me

彼女もカレン同様に彼にゾッコンLOVEで、鳥の鳴き声より、彼氏の歌声の方が素敵なのだろう。彼女達の歌はのん気というものではなく、切実なものを感じてしまう。前回はストーカー呼ばわりしちゃったけど人間の野性美と言っておく。

DoorsのAn American Prayerに収録されている「Bird of prey」は4年程前にFatboySlimがサンプリングしてちょっとした話題。

In the summer sky
Bird of Prey
Flying high
gently pass on by
Bird of Prey
Flying high
am i going to die
Bird of Prey
Flying high
take me on your flight

「Bird of Prey」とは猛禽類のこと。彼が「am i going to die」と歌っているのは何も鳥葬 の舞台に上って鳥に食われるの待っているわけじゃなく、鳥を見てふと漏らした言葉なんだろう。ちなみに僕のペンネームは「Birdwatcher of prey」

女性ヴォーカルが多いがAlicia Keysは「メン・イン・ブラック」や「shaft」のサントラでも歌っている。彼女の「Songs in A Minor」に収録されている「Caged Bird」。

Fly, fly
Ooh just let her fly
Spread the wings
Spread the beauty

ペットショップの小鳥売り場に行って、口ずさむと業務妨害になるので注意が必要です。

個人的にはNellyやAliciaのようなポップな正統派もいいけど、あんた血液型ABだろ?系のElectrelaneが比較的好きだったりするのですが、80年代のLene LovichもAB系だろう。彼女のセカンドアルバムの1曲目が「Bird song」。彼女はデビューアルバムにも「Big Bird」という曲があり、彼女もトリファンなのかなと気になるところだが、こちらは聞いた事が無い。

その他に、メジャーならOasisのHeathen Chemistryに収録の「Song Bird」。HIPHOPならrzaが手がけたサントラ「Ghost Dog」に「Flying Birds」が収録されている。この映画に関して言えばキルビルラストサムライなどの武士道的映画の先駆けかもしれないが、僕の趣味じゃないので見てない。ちなみにrzaはキルビルのサントラにも参加している。

Posted at 2005年01月10日 23:57


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