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アメリカ人総原理主義者化

妥協と分裂

アメリカの大統領選挙にあまり興味ないが、レッドソックスとカージナルスの勝者が気になった程度には注目した。松井もイチローもいないし、小泉さんみたいに候補者に友達がいないのでどっちでもいい。日本経済にとってブッシュかもしれないが、鳥的に言えば、環境を大事にするほうがいいかな。

僕はお祭り事が好きなので、全米中がお祭り騒ぎだったのはうらやましい。まあ宴会してて隣のグループが盛り上がってたら、ちょっと嫉妬する程度の事で、少し時間が経つと隣の事なんか、どうでも良くなるんだけど。

争点表 を見てもらえれば、分かるがどちらかの政党に100%同意できる事なんてむずかしい。なぜかゲイの項目が3つもあるが、ゲイの人でも同性愛者の結婚を認めない共和党を支持する人もいるようだし党に属する議員の主義主張だってバラバラで、支持者も党員も妥協だらけということだ。(もし日本の政党がゲイに優しい主張を掲げたら、日本中の同性愛者の支持を得るだろうけど)

お言葉コレクションによればケリーが「国のため一緒に働かねばならない」と言い、ブッシュが「ひとつの国」と言ったのは、接戦だった2000年の選挙でもよく言われた「アメリカは分裂している」というのを払拭したかったのだろう。

みんな妥協だらけなのに、アメリカが分裂しているなんて状況は変だと思う。あるいは妥協なんかでなくて支持者の主体は共和党原理主義者と民主党原理主義者なのかもしれない。それとも今回の民主党支持者においては、「ブッシュ以外誰でも良い」原理主義者か。まあ、これでマイケルムーアも次の作品に情熱が注げるね。楽しみにしてるのでがんばってください。

2大政党対決の縮図でもある大統領選挙は日本でも注目されるが、立法議会においては議院内閣制の国と比べて、政党という枠組みにあまり意味は無い。政党は党員の議会の採決に強制力が無い(クロスボーティング:87歳のホームページ)ので、地域を代表する議員は地域を代表する意見として、議会に挑む。

一見すると民主的にも見えるが、議院内閣制の先輩イギリスを見れば、クロスボーティングは党則による処罰の対象である。党としての責任感がなくなるからだ。議院内閣制でありながら、日本の政党のえらい人が「いろんな考えの人が党にいてもいい」というのは、そりゃそうだけど、党って何?って感じ。2、3年前に小泉さんは首相公選制を言い出してその後どうなったか知らないが、そりゃ大統領だろって感じ。

子供の頃、プラモデルとか好きだったが、「超合金」と呼ばれる金属で出来たロボットなどの人形も、男の子のおもちゃの定番だった。子供心に「超合金プラモデル」があったらいいなあと口走る。金属だったら「プラ」じゃねーだろって感じ。

Posted at 2004年11月04日 23:57


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〜いつも思い通りになると思うなよ。

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