今じゃ僕は輝きを失ってるかもしれないなあ。
輝く瞳
僕は台風による影響は全くなかったが、実家も植木鉢が倒れただけだったらしいが、実家から1kmほど川に近づいた地域は小学校に避難したそうだ。母によると家の横の小さなドブの水の流れを見て、落ちたら死ぬと思ったらしい。どう考えても死ぬには小さすぎるドブである。母が大げさなのか、水流が本当にすごかったのかは分からない。地元のやんちゃな知人の話によると、夜中に誰に頼まれたわけも無く「パトロール」と言って、川に水位を見に行くと、スリル満点だったらしい。
以前、実家に帰ったとき火事があり、たまたま現場の方角から家に向かっていると、近所のばあさん2人が煙の立つ火事の方角をながめて立ち話をしていた。なにやら話が弾んでいるようで、さりげなくコンニチハといって通り過ぎようとしたが、
「火事、見てきたんですか?」
ばあさん2人の目が少女のように輝いていた。彼女達があと10歳若かったら、徒歩10分の現場に向かっていたかもしれない。きらめく目で見るなよ。そんなに僕のコメントに期待されても、見に行かねえよ。
僕の実家は歩く事の出来ない赤ちゃんも老人も市民総動員しても、日本シリーズで盛り上がっている西武球場の客席を満員に出来ない小さな市である。子供の頃、火事があると自転車で出かけたものだ。そうすると必ず現場で、ご自慢の自転車に乗る友達と出会い、火事談議に花を咲かせたものだ。僕の瞳も輝いていたんだろうな。
Posted at 2004年10月22日 07:59
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このエントリーは、自分で云うのもなんだけど、かなり不謹慎です。
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コメント
まきこ からコメント
ごめん、あまり考えなくても書けるところにはすぐ書いちゃう。(だから忙しいのか)
そうなんですよね。TV観ていても、マイクを向けられた人たちはたいがいハイになってて、見ていてコワイ。
時々そうじゃない人がいて、ハイになってる人との違いはなにかなって考えたりします。
まあ、大変なことが起こる → アドレナリンが出る(怪我しても痛みを感じない、力を制限する機構が止まって馬鹿力がでる、など危機の時には必要なこと) → ハイになる だから生物として自然といえば自然なのだが。
でも、暴動を起こす群衆とか、全体主義に盛り上がるコクミンとかにきっとつながるんだなこれが、と思うとやはりコワイです。
Commented at 2004年10月22日 05:05