七夕の季節。遠距離恋愛中の方、テーマソングならコレ。
七夕の物語
七夕の物語では、はたおりが上手な織姫と働きものの牽牛が結婚したけど、結婚してからというもの新婚生活が楽し過ぎて怠けるようになったので、空の上のえらい人が怒って、天の川の西と東に離れ離れにしてしまった。二人が年に一度だけ会うことを許されたのが七夕の日である。(少しずつ異なる「七夕伝説」)
この時、二人のために天の川に橋をかけてやるのが、カラス科のカササギである。中国では今でも「男女の仲を取り持つ鳥」といわれているらしい。白と黒を基調とし虹色の光沢があり、北半球に割と広く分布する。韓国の国鳥でもあり、日本では九州北部に生息し天然記念物になっている。
ところが野鳥ニュースによると、韓国の船にのって上陸したと思われるカササギが、いないはずの北海道で数を増やしているらしい。天の川は渡れても、海を渡れないカササギが下手に船に乗れば、織姫と牽牛なみの遠距離恋愛になりかねないが、野鳥ニュースにはカササギ夫婦のほほえましい写真がのっている。浮気かも知んないけど。
先日、久しぶりにマービンゲイの楽曲 をあさっていて、タミーテレルとのデュエット「Ain't No Mountain High Enough」を耳にする。数々のカバーがあるが、原曲が一番。この曲は遠距離恋愛のテーマソングと言ってよい。万葉集の時代では多くの歌人が、七夕をテーマに男女の逢瀬を歌ったが、僕は七夕と言えば、「Ain't No Mountain High Enough」を口ずさむ。
タミーテレルは この曲を歌った3年後、24歳で死んだ。タミーを好きだったらしいマービンゲイは2度と彼女に会う事が出来なくなった。さらに14年後に、彼も死んだが、マービンとタミーは牽牛と織姫となって、デュエットしているなんて想像したら、グッとくる一曲。歌の中に出てくる川は、天の川だったのね。
There ain't no mountain high enough
Ain't no valley low enough
Ain't no river wide enough
To keep me from getting to you, baby
Posted at 2004年07月04日 12:53
追記
カササギの写真を今日のトリサン(7月7日)より追加しました。
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コメント
science fiction horror films からコメント
狭い日本じゃ無理だろうけど、広いアメリカ・・は銃で撃ち落される危険性高いな
実施早々に中止とかになりそうヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ
Commented at 2014年01月15日 00:52