中国人が尖閣諸島ご訪問
先日中国人が尖閣諸島に上陸し、それに関連したニュース報道は日本人の僕にとってことごとく不愉快で、右翼団体の方が再上陸したいのもうなずける。僕は彼ら右翼団体のことはよく知らないが、彼らが主義と言動に矛盾がなければ問題ない。ところがインドとパキスタンが核開発競争をしているときに、他人事だと思って「大人になれよ」と言っていた人が、中国に対して強行な政策を支持する人というのはたちが悪い。そういう人は印パの対立に無責任なことは言うなってこと。現在テコンドーの二つの団体が仲悪くてJOC(日本オリンピック委員会?)が統一なければ派遣はないと言うもんだから、前回のメダリストで関西弁の岡本依子選手の出場が危ぶまれている。これも二つの団体が子供のけんかしてるみたいだが、中国敵対路線の人は両団体を非難する資格はありません。
ここまで読んでテコンドー団体や印パの関係と、中国の日本の関係は違うといいたい人も入るだろう。僕も書きながらそう思う。しかしここで書いているのは日本政府と中国政府の対立を書いているわけではない。あくまで尖閣諸島に上陸した中国の民間人(?)とその中国人を不愉快に思う日本の民間人の心情の対立である。人間は対人恐怖症や自律神経に不具合がない限り他人の感情よりも自分の感情に敏感なものである。例を挙げると、アメリカの単独主義的な行動に対して不愉快に思う人はアラブだけでなく、ヨーロッパにもアジアにもたくさんいるが、アメリカ人は周りから嫌われていることに気づいていないという主張を読んだことがある。この主張に賛同する方は、是非日本人が中国人から嫌われていることも考えるべきだ。
ここまで読んでなんで中国人が日本人を嫌わなきゃいけないんだと言う人はよーく自分を見つめなおして欲しい。てめえに嫌われる理由がひとつもないというのか?どんなに金持ちで他人の援助もして悪気のない人がいたとしても、自分で自分のことを嫌われる理由がないと言い切れるだろうか?ここで書いていることはあくまで心情のことでこのさい歴史的事実なんてどうでも良い。アメリカが正義かどうかにかかわらず嫌われていることだけは紛れもない事実で、日本が嫌われていることも事実だ。何もすべての人に好かれる必要はないが。
H16年3月30日
Posted at 2004年03月03日 21:45
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この記事のタイトル: 鳥新聞: 中国人が尖閣諸島ご訪問
コメント
毛沢西 からコメント
尖閣諸島は日本の領土だ。間違いない。それをクダラナイ、売名行為の中国人活動家?が密入国し、領土を主張している。明らかにお宝目当てです。韓国の日本名竹島も同じように、日本の領土に間違いない。竹島の方は軍を常駐させている。日本の役人はなにをしている。泥棒が多いから、注意しろ。
Commented at 2004年08月01日 06:33