レトルト牛丼にプレミア
H16/2/13
アメリカ牛肉BSEの問題と一連の牛丼販売中止の外食チェーンの報道でアヘン戦争を想起した。僕は中学校の頃歴史が嫌いだった。そもそも勉強がそれほど好きでなかったが、理科や数学はひとつ式を覚えれば2,3問解くことができたが、歴史はひとつ年号覚えても1問しか解けない。当時僕は覚えることのできる容量に限界があると思っていたのかもしれない。遊んだりスポーツしたり、ぼけっとすることにも時間が必要だったので、効率のいいものだけにしか時間を割けなかったのかもしれない。当時のことを今思えば時間も記憶力も無限のように感じるが、そんな事言っても当時の僕にしてみれば、老人のたわごとにしか聞こえないだろう。その中でも「いや弱った(1840)アヘン戦争」は覚えている。これは先生の教わったわけでなく高校受験の前に慌てて買った「サルでも覚える年号」みたいな本で覚えたのだ。小中学の歴史教育なんて、史実とか時代背景とか能書きはどうでもいいから、駄洒落による年号暗記に集中していれば、子供の言語センスだけでなく、将来に有益で、歴史教科書問題もなくなる。現に歴史の授業で覚えているのは虫殺して大化の改新とか鳴くよホトトギス平安京とかいい国作ろう鎌倉幕府とかだけだ。後々興味のある奴が大化の改新って言葉と年号は知ってるけど、何が起きたんだろうと思えば、自分で百科事典でも開くだろう。
牛肉問題をテーマにしようと思ったけど、ついでだから歴史教育について言及する。2,3年程前だったと思うが右寄りの中学校の教科書が国の検定にとおって、左寄りの団体が抗議していた問題だ。採用した学校があるかその後どうなったか知らないが、泥沼の抗争が想像されてぞっとする。中学生にしてみれば、そんなもんどっちだろうが、どうでもいいよと思っているのに。僕が思ってるんじゃないよ。中学生が思ってるんだよ。僕は教育は大事だし教育改革もありだと思う。だけど教育熱心っていうのも困りもんだ。なぜならウザイから。中学生に聞いてみれば分かる。面白い授業しろよって。僕の意見じゃないよ。中学生の意見です。
予断がかなり長くなったが、なぜ牛肉問題でアヘン戦争を想起したかというと、牛丼好きがまるで中毒のように牛丼チェーンに押し寄せ、レトルト牛丼がネットオークションで高値をつけているからだ。最近でこそ「なるほど」とかタイトルにつくようなテレビ番組などで、肉の油(の摂り過ぎ)は健康に良くないだけでなく中毒性もあるという情報を耳にしていると、健康を害し中毒性有りとくればアヘンを想起するのは当然でしょう。
参考テキスト
Posted at 2004年02月13日 21:27
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