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宣戦布告なき闘争

敵基地攻撃論つうのが、どんな法理論で正当化されるのか知らんが、何か、隣国がミサイル発射兆候があるから、こっちも発射準備。こっちが発射準備したから、あっちも発射準備ってか。

敵基地攻撃論は、発射目前のミサイルなど緊急、深刻な脅威を排除するための防衛政策の一環として、政府、与党の一部に浮上した。額賀福志郎防衛庁長官が「国民を守るために必要ならば、独立国家として、一定の枠組みの中で最低限のものを持つという考え方は当然だ」と述べたのが端緒だ。一九五六年に鳩山一郎首相が「座して自滅を待つべしというのが憲法の趣旨とは考えられない」と答弁したように、法理論としては“防衛のための攻撃”が許される事態があるのかもしれない。 一方、日本が長距離攻撃能力を保有すれば、周辺や域内の各国は潜在的な危険と受け止める恐れがある。ひとたび攻撃能力が備われば、政治の意思次第で、行動範囲が広がるかもしれない。その不安も、理論的には生じるからだ。(中日新聞

敵基地に攻撃するのは防衛というのは、北朝鮮の挑発にのり過ぎだと思う。攻撃は攻撃である。戦争中、基地に攻撃するのはそもそも当たり前だと思う。騎士道だろうが武士道だろうが、戦うつもりも武器も持たない丸腰の人を攻撃するのは近代以降の軍隊だけじゃないのだろうか。

攻撃する能力や危険性があるからといって相手が攻撃する前に攻撃するのは防衛だと言うのは、民間人を攻撃する無法者の台詞だと思う。

100歩ゆずって敵基地に攻撃するのは防衛だとしよう。しかしあくまでも戦時下の論理である。北朝鮮が宣戦布告してるわけもなく、日本に侵攻してるわけでもない。

別に北朝鮮に寛大になれというのでなく、経済制裁もすればいいし、国連に決議案出すのも良い。ただ官僚どもの発言が大人気ないというか、挑発にのり過ぎと思うだけである。

インドの列車が爆破され100人以上の死者がでたそうで、印パに緊張が高まっているだとか、イスラエルがガザだけでなくレバノンに侵攻しただとかジダンVSマセラッティだとか最近のニュースは緊張だらけである。

これらの緊張は、緊張だけでなく、実害に及んでいるのだが、いずれも宣戦布告がなされたわけでもない。現代の国家は宣戦布告が出来なくなったと喜ぶべきなのか、宣戦布告なき闘争を嘆くべきなのか。

Posted at 2006年07月13日 23:37


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