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松下電器製のFFファンヒーター問題

都市部のワンルームマンションで一人で過ごす分には、エアコンで事足りる。寒がりの人でも、電気ストーブでもあれば間に合うだろう。

しかし北国でなくても真冬の深夜に氷点下になるくらいの地域で都市ガスのインフラがなければ石油ヒーターは必需品だろう。

石油価格が上がった今年でも、電気やガスよりもコストパフォーマンスは明らかに高い。都市部であまり需要が無いのは、灯油を買って来て給油するのが面倒だからに他ならない。

松下電器の石油ファンヒーターの事故で2人が死亡したようだが、問題は前のシーズンに明らかになった欠陥であったにもかかわらず、対応が遅い事と、対応したにもかかわらず、新たに犠牲者が出た事。僕が気になるのは内部でいつ欠陥を知っていたかと言う事。

松下電器は買戻しや修理などの対策に200億を用意しているようだが、今をときめくヒューザーや木村建設に聞かせてやりたい。10年以上前の機種でも5万円で買い取るというのだから、埃かぶって使ってないものでもあったらもうけもん。

松下電器と言えば電気機器であり、石油機器といわれてもピンとこないが、昨年すでに暖房機だけでなく給湯など石油機器すべてから撤退を表明している。

IHクッキングヒーターを牽引力に電力会社のオール家電の割引攻勢を考えれば妥当なマーケティング上の戦略と考えられるが、タイミングが良すぎる。

以前に富士通がハードディスク事業から撤退した後に欠陥を表明した事がある。僕は状況証拠から、欠陥を知る→撤退を表明→欠陥を告知、という順番だったのだと思う(参考 )。今回の松下がそうだという訳ではない。今の制度上は欠陥を告知するタイミングと言うのは、いいかげんなもんである。

Posted at 2005年12月08日 21:36


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コメント

best action adventure movies からコメント

なるほど使った容器は弁当箱に出来そうだな

Commented at 2014年01月15日 00:51

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