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徳保様へ

僕は２年ほどブログやってるけど、これまでブログのために何か行動した事はない。普通に生活する範囲内で書いている。

前々回の記事で面白いネタをとるための労をとる人を尊敬すると書いたが、人気サイト「趣味のWebデザイン」を運営しておられる徳保さんからコメントを頂き目がさめたような気分です。

ロッテの横暴を暴くべき、ロッテ本社のお客様相談室とロッテ球団に電話した（本社11月4日昼頃、球団同日17時頃）。ロッテの選手はガムを噛まなきゃいけないとすればゆゆしき事態である。

仕事の合間に電話したので、記録をとっていないし、昨日は帰ってすぐに寝て、臨場感ある報告はできないが、なんかそんな話あるけどよう知らん。というような奥歯にガムが挟まったような表現でしか答えていただけなかった。強制はないという事だけは両社が断言していた。あと人気なのはクールミントガムとグリーンガムだそうです（本社談）。

松永氏の玉子丼問題も間違いということで、胸をなでおろした。（勝手に問題にするなって）

そりゃまあ、民主党の幹部が時間を無駄にしたのは彼らの責任でもあるでしょうね。あと、私の記事の意図のひとつは泉さんの足を引っ張ることですが、泉さんのやる気を削ぐために全力を注ぐなら電話をかけて批判します。備忘録に書いただけでおしまいにしているのは、そうまでする意欲がないからです。鳥新聞さんの私に対する批判と同じです。本気で私に意見をぶつけたい、説得したいなら、私に電話をかければいいわけですよね。でも、そうまでする意欲はないわけでしょう。結局、お互い、その程度の話をしているのだと思います。（徳保さんのコメント）

電話をかければ、全力ですか？電話だと説得力が増すわけでもなく言論に全力も何も無いでしょう。それとも魅力的な声で神通力でもお持ちですか？徳保様の意図をその文章以上に電話で表現できるのですか？あるいはその電話が面会までつながると思います？そんな分けないですよね。意欲があったとしても、徳保さんの意図を泉氏とのコミュニケーションによって反映させられるものではない。備忘録に書くに留まっているのは、徳保さんが全力で足を引っ張るつもりがないからでなく、足をひっぱるという意図を徳保さんの論評は効力を発揮するべく説得力を持たないからではないですか。想像してみてください。「もしもし泉さん、これこれこう言う訳で、足引っ張りたいんですけど。」「あー分りました。自分で自分の足引っ張りますわ」あるわけないので、民主党へ密告するべき意見だと書きました。徳保さんの文が足を引っ張る事を意図していたのだとしたら滑稽だと思います。ただ意図は第三者に泉氏の悪口を公表する事に他ならないんじゃないですか？

仮に本当に泉氏の足を引っ張る意図をもってるとしたら、そのこと自体は尊重しますが、その意図を説明する表現が論理的ではなかったと思います。僕が読み取れた事は民主党の幹部に時間を割いて欲しくない他に時間を使えとでも言う事でしょうか。それであれば、「地元で議員を捕まえろ」と仰った事は矛盾だと思いました。地元だろうが、党本部だろうが、無駄な時間だというなら同じ事でしょう？

ブログがいとも簡単に民主的に影響力をもった言論を形成するような事は幻想であり、しこしこブログやってるなら、地元議員と会えば？というなら同意します。僕が電話をかけろといったくだりは、今回の懇談会に対して、あーしろこーしろと言っている人に対して言ってみたかった言葉です。文句を言うなとは言いませんが、評論家に対するありがちなツッコミです。だけど徳保氏が懇談会が無意味だと仰ることには賛同しかねます。特に「社会的には無意味だなと思った。個人のレベルでは有意義なのだろうけれども。」というセリフで、徳保さんにとって懇談会の内容が無意味なのは分かりますが、それを社会的にも無意味とするのは、ちょうど徳保さんの泉氏へのセリフ「自分がやることには意味があると思いたい」つまり徳保さんにとって意味のあるものが社会にとって意味があり、徳保さんに無意味なものは社会にも無意味と思いたいだけなのではないかと思いました。まるでポジとネガのような２つの言葉を徳保さんは使っている。自分にポジティブ他人にネガティブというのは良くある事ですが。

僕の意図もまた、徳保さんの悪口を鳥新聞に掲載する事に他ならないのですが、それなりの説明をしたつもりです。客観的に判断は出来ませんけど、少なくとも徳保さんに電話したり面会して、ここで書いた感想文以上に伝えられるものはありませんし、特別に反論がない限り、泉氏の足を引っ張る理由をインタビューしたいわけでもありません。理由は想像できているつもりで徳保さんの記事の内容も概ね理解しているつもりなので。もちろん間違っているかもしれませんが、僕が間違ったまま一生を終えても不都合はありません。お互いにそれぽっちの話ですが、僕にとっては無意味ではありません。特に有意義でもないですが。

ネットもブログも僕は紙とエンピツ程度のツールくらいにしか思っていませんので、ネットが影響力をもつかどうかに大した意味を感じていません。紙と鉛筆自体が影響力をもつことはありえない。何かに影響を与えたとしたら、情報を発信した人間が影響力を持っていたに過ぎない。その人間がたまたま今の時代ネットやブログを活用したまでのこと。くどくなりましたが、そんなことでブログが社会的な影響を及ぼさないという発言が個人は社会的な影響を及ぼさないと等しいと思ったわけです。果たして個人は社会的な影響を及ぼさないという思想が、チンポカムに値するかといわれると、今さらながら疑問です。

おかげさまでロッテに電話して思った事は自分で真相をつかむのは一筋縄にはいかないなあということです。もちろんロッテの選手がなんでガムを噛んでるかどうか知ることに意欲はなかったのですが、徳保氏が何かを噛んでる図を想像する事のほうが面白いです。あっ今あなたも想像しませんでした？僕は背骨が折れそうになる自分を想像しました。orzに代わりoz。

Posted at 2005年11月05日 11:16

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