輝く空の下側(改訂版)
「私は太陽だ」という人は美しいかもしれない。でも月の美しさもある。なにより太陽があって月は輝く。なんと太陽の輝きの寛大な事よ。
あくまでそれらは客観的美しさであり、なにより自分の立っている地球が月から見れば、輝いているのである。自分の立っているところを客観的に判断する事は難しい。
知っておくべきは太陽は近づけば火傷するし、月に近づけば、殺風景な凸凹の表面を目の当りにするということだ。
客観的美しさ=f(x)において、x=距離感が変化すれば、美しさの値も変化する。そのことにうろたえてはいけない。
わたし、嫌いな男のタイプはフェミニストです。
いつも言葉を探しているような
つまり、ステキな男のタイプはピアニストです。
軽い気持ちを風にのせるから
(中略)
私のそばを回っているのはフェミニストです。
いつも心の中をのぞく為
私は元気、あなたはいかが?輝く空の下側で
(井上陽水「フェミニスト」)
僕はフェミニストである。難しいこと考えているのでなく、女に鼻の下を伸ばしていると言う程度のフェミニストである。でもなるべく、言葉は探さない。女性に対する言葉は特別なものでない。普通の僕の言葉を使う。そしてなるべく心の中をのぞかない。そして軽やかに「ご機嫌いかが?」と言いたい。遠くに輝く恒星、惑星、衛星を問わずに美しい星達に鼻の下を伸ばす。
Posted at 2005年10月18日 00:00
だけどー僕にはピアノが無い。
君に聴かせる腕も無い。
(西田敏行)
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この記事のタイトル: 鳥新聞: 輝く空の下側(改訂版)