感嘆詞
「よっこいしょ」は立つ時、「どっこいしょ」は座る時に使う
先週テレビを見ていたら政治評論家の三宅氏が、作家の五木寛之氏から聞いたと言っていた。辞書を調べると
よっこらしょ
疲れた身体を動かそうとするときなどに発することば。特に、老人などが立ち上がったり、歩き出す際に言う一種の掛け声。
どっこい‐しょ
力を入れたり、はずみをつけて動いたりするときに発することば。よいしょ。「どっこいしょと腰をおろす」
国語大辞典（小学館）
微妙である。このような感嘆詞って調べれば面白いと思う。僕が日本語勉強中の韓国人とご飯を食べている時、熱いものを手にして思わず「熱ーぃ！」というと、「何て言った？」と聞くので、「あ、つ、い。hot」と説明すると大笑いした。
何がおかしいかと言うと、そんな緊急事態にどうして意味のある言葉を発言する必要があるのかという面白さである。じゃあ彼らは不意に熱かった時に何と言うかといえば、「ギャー」とか「あー」とか言うらしい。同様に僕が、どこかの角に足をぶつけて「痛っー」と言った時にも笑うのである。その面白さは、例えばジェットコースターなんかに乗ったときに、女の子が「きゃー」と叫ばずに「心臓が飛び出しそうで恐いー」とか、便器に携帯電話を落として、「あー」と言わずに、「携帯が便所に落ちたー」と言うような面白さであろう。
でも笑っていたにも関わらずに、１週間後くらいにそいつも「あつっ」とか「いったぁ」とか言っていた。そう言えば僕もアメリカに１週間くらいいたときに、「くそっ！」と言う独り言を「shit！」とか言ってる自分に気付いた時になんか照れくさかった。誰も聞いてないのに。
Posted at 2005年08月01日 00:00
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かなり濃くて険しいお顔立ちの外国人さんが、座るときに
はぁ〜っ
なんて和製のため息を吐いて、顔を崩してくれると
なんだか妙にこっちまで ほっと和...... [続きを読む]