核家族の大将
僕は、18まで親と暮らして以来、一人暮らしが多いが、寮生活や、同棲生活、友達5人で一軒家を借りて暮らした事もある。そのなかで一人暮らしが一番楽だ。
仕事で大規模な老人ホームに何度か行ったことがある。その時何人かの老人と世間話をしたところ、そこは姥捨て山の類ではないと感じた。老人は息子や娘と暮らすよりも、老人ホームに住む事を選んでいるのである。その老人ホームに入居しているという事は、ある程度の金がないと入れないので、一般的な話ではないだろうけど。
たぶん、息子や嫁、孫と暮らすのがウザイのだろう。老人と話していると、なんか高慢に感じたから余計にそう思う。つまり高慢で居続けたいのである。一人暮らしのほうが楽なのである。老人ゆえに一人暮らしがままならないために、老人ホームの機能がそれを補う。
貧乏子沢山の大家族をドキュメンタリーにした番組を時々目にする。考えてみれば、昔からこの手の番組はあったような気がする。あまり熱心に見たことは無いが、放送局が取り上げ続けると言う事は、それなりの視聴率を獲得しているのだろう。何が面白いのだろう。家計を助ける健気な長女が美形だからだろうか?やんちゃなガキがかわいいのだろうか。珍しい大家族という社会を見学した気になるのだろうか。
昔実家に親子の猫がいた。子猫が大きくなったとき、ケンカして親猫を追い出してしまったらしい。ひどい事するなあと思っていたが、今じゃ分る気がする。もちろん仲良くやって欲しいけど。
Posted at 2005年04月07日 23:58
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