セクシーオシドリ
オシドリは鴨の仲間で、魚を食べるウ のように潜る事はできないが、あのフォルムは水に浮かんでいる時にすごく自然との調和を感じさせる。もし道端にあのフォルムを忠実に再現した物体が転がっていたら、僕は拾い上げて水に浮かべるだろう。空き缶が落ちていても、ゴミ箱に直すことはしなくても、あのフォルムは水に浮かんでないと嫌だ。
水鳥は足に水かきがあるので、普通は木に止まったり出来ない。オシドリも水かきはあるが、指が柔らかく木に止まる事が出来る。彼らは水周りの草や昆虫だけでなく、秋には森に入りドングリなども食べる。オシドリのオスはすごく派手な色をしているが、森に入るときはなるべく目立たないように羽毛を微調整する。
メスが卵を産むのも高い木の穴である。他の鳥がせっせとヒナに餌を運ぶような事はせず、ヒナは卵からかえるとすぐに飛べもしないのに木から飛び降りて、お母さんは義務教育を始める。
おしどり夫婦という言葉があるように、おしどりの夫婦は仲良く、ヨロシクやっているには違いないが、卵を産む時期になると、メスだけで抱卵し育て、毎年カップルは変わるようである。新婚さんに「よっオシドリ夫婦ですね」などと下手に言わないほうがよい。それでも夫婦が一緒にいる時期に、天敵のトンビなどから襲われたときは、オスが身をていして敵の目をひきつけてメスを守る。(地球ふしぎ大自然:NHK12月20日放送を参考)
またオシドリは鴛鴦(えんおう)とも呼ばれ、こちらの場合、「鴛鴦の契り」、「鴛鴦のふすま」、「鴛鴦比目の枕」など、「オシドリ夫婦」にあるほのぼのイメージよりセクシーなニュアンスを感じる。
日国フォーラムより
「鴛鴦のむすび隔つ事もましまさず」
御伽草子の「鉢かづき」は、子ども用の絵本と大きく違う点があります。それは、鉢が頭から取れる前に「鉢かづき」が御曹司と性的関係を持つことです。御曹司は鉢をかぶって風呂炊きをしている奇妙な娘の美しさを見抜いて、俗にいえば、手を出しちゃったのです。そして用例の状態になり、周囲の人々に呆れられます。もちろんこの時の二人はまだ正式な夫婦ではありません。
Posted at 2004年12月24日 00:31
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