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京都議定書

最近発行された京都議定書ってのを初めて耳にした時、こりゃスゲーなと思った。だって全く新しい価値を多くの国のえらい人が集まって創造したのだから。二酸化炭素排出量の削減が価値を持つなんて、昔の人は想像も出来なかっただろう。原始貨幣が誕生した時には「なんじゃこりゃ貝殻に価値あんのかよ」と思った事だろう。僕は朝昼晩に３０秒ほど息とめたら、１０円くらいくれねえかなあと思ったものだ。

実家に帰ったら、怪獣の形をした消しゴムが山ほどある。こつこつ集めた記憶はないので、上級生にまとめてもらったような気がする。もし各国の偉い人が集まって怪獣消しゴムの価値を作ってくれたらホクホクなのになあと考えたのは僕だけでない。僕の先輩は、スーパーカー消しゴムの価値が上がって欲しいそうだ。各国の偉い皆様、もし怪獣消しゴムに興味あったら、半分あげますのでよろしくお願いします。本当に価値があると思うんだったらでいいですけど。

最近、自分のＢＬＯＧの更新こそ続いているが、あまり巡回しなくなった。RSSリーダにたくさんのブログを登録してるが、全文出力してるところも含めて、タイトルと概要が興味を引けばサイトに行く。環境問題は興味があるし雨の休日なので、極東ブログ：結局、京都議定書ってどうよを読んで大変勉強になるがどうしていいか分からなかった。

読売新聞2004年10月21日

読売新聞社が９日から１１日にかけて実施した全国世論調査（面接方式）で、将来の地球環境に不安を感じる人が９割を超えた。

この記事、他にも「環境税導入に賛成か」とか、「企業に対して二酸化炭素の排出量に上限を設けたり排出量の報告を義務づけたりする規制が必要か」とか「政府の環境対策を評価するか」など質問があるけど、僕がどうしていいのか分かんない。

僕は結構、世論調査ってのが好きで、世論の９割が不安なら、僕の心情も９割不安になるわけで、６割賛成４割反対のテーマなら、僕の心の中も６割賛成します。でも９割不安だからって、どうにかするわけじゃない。

僕はてっきり、京都議定書で二酸化炭素出さない事は価値があることだと思っていたんだけど、勘違いだったのか？価値って万人共通だよね？だから皆が朝昼晩と富士山の方角でも向いて息とめるなら10円もらえなくてもやるけど、「やりたい人はやれ」みたいな事いったって、僕はやりませんよ。せめて３０円もらえたらやるけど。

ちょっと話はそれますけど、僕は鳥が好きなので、野鳥を勝手に殺したり、密漁する奴はブチ殺したいですよ。だけど人間の命には価値があるようで、殺しませんよ。僕は。ご心配なく。

価値があるんだったら、量は関係ないよね？企業が金を大事にして、個人も大事にしているように、万人殺す武器使うのも、ひとり殺すのもいけないように、企業がＣＯ２排出量を大事にするなら、個人もするわけだよねえ？

僕は何のイデオロギーも持ってなければ、「痛みに耐えろ」とか言われても「お前もな！」と言うタイプなので言う事きかない。やっぱ新しい価値が生まれるのは難しいなあ。原始貨幣の時代の始めに頑なに物々交換しかしなかった人もいただろうし。

そういえば１９日に内閣府が発表したアンケートでは、死刑制度賛成が１９７５年から右上がりを続け８０％を越えたそうだ。やっぱ鳥いじめる奴はぶっ殺そうかなあ。倫理とは制度の上に成り立つものなのだろうか。

Posted at 2005年02月21日 23:51